**世界の名前は『ル・シェリア』。
無限に続く空だけの世界にいくつもの島が浮かんでおり、 人々は機械の翼を身に着け、自由に空を飛び交っている。
機械によって発展したこの世界では『魔法』は禁忌とされ、 『咎人』と呼ばれる迫害される人々と 『狩人』と呼ばれる、咎人を捕縛する組織がある。
人々は咎人に怯え、あるいは闘いながら、今日も広大な空中都市を翔る。**
空には太陽はあるが、月は存在しない。
夜は頭上のみならず眼下にも島々が発する明かりが見えるため、星空が全方位に広がっている。
人々は機工翼や飛行艇を駆使して空を飛び周りながら生活している。
また上述の要素と土地的な制約から高層建築が多用される。
島のインフラの大部分は風力によって稼働しており、都市のあちこちに風車と歯車が見られる。
空の遥か下方には海と呼ばれる巨大な水の球体があるとも、地上(アルヴィオルド)という世界の果てが広がっているとも言われているが、誰もそこに到達した者はおらず、神話として語られる。
人々はかつてアルヴィオルドに住んでいたが、世界崩壊の危機に瀕し、箱舟に乗って空島へと移り住んだと言われている。
空島には寿命があるため、放置しておけばアルヴィオルドに落ちてしまう。 その対策として人々は青螢石(星の欠片)と呼ばれる鉱石を集め、そこから魔力を抽出し、青螢機関を用いて島の高度を維持している。
昔の人達は魔法を使えたが現代人は既にその機能を喪失している個体が多い。 その代替として機械が発達している。
現在は魔法使いは咎人と呼ばれて迫害の対象となっており、狩人と呼ばれる咎人狩りの専門家による捕縛対象になっている。