『咎人』『星を侵す病巣』『古き人々』
人間と同じ外見をしているが、異常な再生能力と魔法を使う素養を持つ。 また、体のどこかに星痕と呼ばれる星型の紋様が見られる。 かつて咎人が魔法によって世界を滅ぼしたという認識がこの世界には存在しているため、彼らは危険因子として迫害の対象となっている。
咎人は先天性の者と後天性の者がいる。 先天性は生まれた時から体に星型の紋様が浮かび上がっている。 後天性の場合は死に際の咎人に触れた事に起因する。
多くの咎人は人類に紛れて暮らしており、狩人連盟による追跡や周囲の人間による密告を警戒している。
咎人は魔法を使う素養を持っているが、それらを用いる訓練はしていない。 そのため、通常の人間に比べて外傷に強いだけの存在である。
ただし戦う訓練を積んだ咎人は大きな脅威となる。その戦闘能力は通常の人類とは比較にならない場合も多い。 こういった特別な咎人の中でも特に強力な相手と対するために狩人連盟には執行隊が存在している。
一部の咎人が扱う『理を乱す禁術』。あるいは『想いを形にする力』。
ある者は怒りの炎を纏う魔法を、ある者は哀しみの雨を降らす魔法を、ある者は誰かを救う治癒の魔法を、各々が想い描く理を形に変えてゆく。
機工翼を使わずに空を飛んだり、異常なまでの再生能力も、自動化された魔法である。
咎人は短期間に魔法を使いすぎれば肉体が負荷に耐えきれず崩壊し、やがては理性のない異形の怪物へと変貌することがある。 これを『異形化』と呼ぶ。
許容量を超えた瞬間に、肉体は前触れなく変質を始める。 安全装置のないボイラーを焚き続けて、いつ釜が爆発するかを待っているような状態。 その限界点は、咎人本人にすら分からない。
ただし、この変異は永続的な進行ではなく、魔法の停止・休息によって許容量は回復することがわかっている。